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やらないこと:自分のツイートをまとめただけの記事を書くこと。

タッシー田代の徹底的にTVテーマ・2017年7月(1)

2008年4月4日、「鋼鉄ジーグ」で幕を開けたT7。
9年以上かけて、ついに大団円を迎えることに。
総集編を前に「最終回」で一度区切ることにします。

このコーナーは、CFM局・FMこうのすフラワーラジオの人気番組
「トワイライトアベニュー767」の中の1コーナーに、よせばいいのに
余計な一言(いや、それ以上)を付け加えてしまうコーナーです。

番組(コーナー)のあらましは、こちらをご覧ください。
本放送では18時頃、インフォメーションの後に放送していました。
録音ファイルでは、中盤のパート途中からT7が始まります。
参考までに、コーナーが始まる時間を書いておきました。

7月放送分の作品は、メジャーだ何だとゴタクを並べるまでもない、
そういう作品ばかりです。
もちろんカバー盤だリファレンスだと騒ぐ必要もありません。

確かに、ここまでの放送で紹介できなかった作品、楽曲はあります。
しかしそれを取り上げてしまうのは、重箱の隅をつつくようで
あまりに大人げないことなので、敢えてやらないことにします。
実際音源がなかったり、楽曲自体が散逸したりという作品もありますし。


7月7日 サザエさん/サザエさんのうた (23'10"~)
 T7の「守備範囲」(1979年以前に放送開始)には、今なお
 放送継続中の作品が2つありますが、そのうちの一つ。

 諸々の事情でTV版のOPとレコード音源の後奏(所謂アウトロ)が一致しない、
 そんな話がありましたが、これは今やほとんど「ドリフ大爆笑のテーマ」案件。
 直すことは当然できるでしょうが、そうなればやはりクレームものでしょう。
 おそらくそういう懸念もあって、敢えて直さずにいると思うのです。

 ちなみにレコード音源は、CDシングルとしても発売されています
 (わざわざマイナス・ワンを新録音しているのが笑えます←笑ってはいけない)。
 しかし個人的に嬉しかったのは、やはり火曜版のOP「サザエさんのうた」。
 縁あってこの日紹介された曲のレコードはどちらも手元にありますが、
 やはり日曜版と火曜版とでは生活サイクルのせいか受ける印象も違いました。
 その違いが曲調にもはっきり現れているのも、興味深いところです。


7月14日 ドラえもんのうた/ドラえもん (13'45"~)
 T7の「守備範囲」にある放送継続中の作品の、もう1つ。
 しかしサザエさんはともかく、こちらが取り上げられることはないだろう、
 管理人はそう信じて疑いませんでした。
 確かに1973年に半年間放送したという事実はありますが、
 それと現在のもの(1979年~)とは無関係(公式がそう扱っている)。
 加えて73年版は既にT7で取り上げられている(2008年8月22日)のですから。

 T7はコンセプトの割には楽曲そのものに触れる機会が多くはないのですが、
 今回はイントロから解説がしっかり入る念の入れよう。
 前奏と間奏と後奏のパターンが全部違う菊俊メロディーのお家芸も、
 余すところなく話題にしています。

 ただ…管理人個人の話をさせていただくと、誰が何と言おうと
 自分にとって「ドラえもん」は73年版こそが本流なのです。
 実際リアルタイムで観てもいましたし…
 ちなみにこちらのバージョン、T7のごく初期に紹介されたところを見ると、
 タッシーさんにも思うところがあったのかもしれません。


7月21日 鉄腕アトム (11'48"~)
 泣いても笑っても、最後のT7。
 コーナーが終わるわけではありませんが、
 その区切りに一番ふさわしいのは、やはりこの曲でしょう。
 もっとも管理人は、タッシーさんの昨今の(!?)発言から
 大団円は間違いなくこの曲だろうと思っていましたが…

 確かに「原曲」とされる曲の所在は知られていますし、
 後年リメイクされた際には主題歌を新録音したことも知られている由。
 また実写版もアニメに先行して放送されたことも紹介していますが、
 そちらの主題歌をも流してくれるとは思いませんでした。

 しかしそれ以上に面白いのは、裏話の数々。
 音楽を抜きにしても、これだけで十分楽しめます。
 それにアニメ版の音源も放送音源2種とソノラマ盤。
 まさに最終回にふさわしい豪華編成で、心底「お腹いっぱい」。
 もしそれを承知でタッシーさんが最終回に持ってきたのならば、
 まさに脱帽もの。何も言葉が返せません。

 ところで手塚先生、実写版に好感を持たなかった(持てなかった)そうですが、
 ではサンダーマスクはよかったのか!?という疑問も…
 実写版といえば、鉄人28号も似たようなものではありましたが。



 さて、管理人はT7開始当初から関わっていたわけではありません。
 某動画サイトでカバー盤特集が後悔…いや公開されたのを知って、
 それから関わるようになった次第。
 しかし番組にメロディー譜や音源を提供することになろうとは、
 もちろん当時は想像さえしていなかったのでした。
 今後はT7改めT9となるわけですが、引き続きお世話になることは間違いなし。
 この記事も、タイトルを改めて続けさせていただきたいと思います。


(関連リンク)
 ・フラワーラジオ (株式会社フラワーコミュニティ放送)
 ・番組blog (Tassee-Radio Boooooooooooth!!)